TEMSでできること
” 空調負荷に応じた省エネ制御 ”
熱源機の冷水(温水)設定温度を
自動でコントール。
” 各社の熱源機に対応可能 ”
各社のチラー、ターボ冷凍機、
吸収冷温水機などに対応。
” 簡単に導入が可能 ”
ナチュラルチラー、チラー、ターボ冷凍機
などに対応。
どのような施設・設備が
対象となるか?
大型商業施設・ホテル
オフィスビル
工場・生産プロセス
病院・介護施設
従来の省エネ手法の問題点
TEMSによる省エネ手法
-
冷温水設定温度を自動制御し効率を向上させる。
-
ポンプの変流量制御機能も内蔵が可能。
-
チラー、吸収式、ターボ冷凍機等の各社熱源機に対応。
システム例
導入事例
・ 施 設 : テナントビ ル
・ 延 床 面 積 : 1 9 , 9 0 0 ㎡
・ 対 象 設 備 : 吸 収 冷 温 水 機 2 6 0 冷 凍 ト ン(914kW)
TEMS導入の流れ
02
ヒアリング・
選定
提供していただいた設備情報等から、計測点数・制御点数などを算定し、機器選定します。
※場合により、現地調査が必要となります。
03
ご提案・お見積もり
TEMSによる省エネ効果の試算を元に、お客様へご提案とお見積りをいたします。
04
ご契約
導入効果にご納得いただいた上で、ご契約となります。
05
施工
TEMSの取付け施工を実施します。
施工の際は工程表を作成し、施工方法や設備の停止タイミングなどを摺合せのうえ、実施させていただきます。
よくある質問
Q1:TEMSとはどんなものでしょうか?
A1:TEMSは、チラーの冷温水の出口設定温度を自動調整し、空調システムのエネルギー効率を最大化するための省エネ制御システムです。従来は人が季節ごとに行っていた冷温水設定温度の調整を自動化することで、エネルギー効率をより最適化し、継続的に運用コストを削減します。
Q2: どのようにして自動調整するのですか?
A2:空調負荷に応じて冷温水出口設定温度を自動調整します。
具体的には、冷温水の中間温度を一定に保つように、運転状況に応じて冷温水の設定温度を動的に調整します。
これにより、室内環境の快適性を保ちながらエネルギー効率を最適化することが可能です。
Q3: 熱源機以外も省エネできますか?
A3:冷温水ポンプ(一次、二次)や冷却水ポンプ、冷却塔ファンについても省エネ制御が可能です。
※インバータ(ポンプやファンのモータ回転数を可変制御する装置)が別途必要です。
Q4:既存のビル管理システムに統合することは可能ですか?
A4:はい、可能です。既存のチラーやHVACシステムと互換性があり、比較的簡単に統合できます。
Q5:TEMSを導入できない空調システムなどありますか?
A5:EHPやGHPなどの個別空調システムには導入できません。また、一部チラーに対しても導入できない場合があります(冷温水設定温度の入力インターフェイスが用意されていないなど)。
Q6:導入に適した施設と、適さない施設は?
A6:空調負荷が大きく、かつ一定のパターンを持つ施設(オフィス、商業施設、ホテル、病院など)が導入に適しています。
一方で、特定の工業プロセスを行う工場や、特殊な温度管理が求められる施設では導入に適さない場合があります。