令和7年度補正 省エネルギー投資促進支援事業(Ⅲ)GX設備単位型|新設・更新ともに補助率が大幅拡充
- カーボンプランニング

- 2月26日
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従来の省エネ補助金(現行Ⅲ型・設備単位型)から大きく進化した「GXⅢ類型(GX設備単位型)」が令和7年度補正予算で創設されました。
補助率・上限額の拡充に加え、これまで国庫補助金の選択肢がほぼ存在しなかったユーティリティ設備の新設案件にも対応。
■目次
■新たに創設されたGXⅢ類型

① 更新案件:補助率が1/3から1/2へ大幅アップ
現行Ⅲ型と今回のGXⅢ類型(トップ性能枠)を比較すると、その差は一目瞭然です。
現行Ⅲ型 | GXⅢ類型 トップ性能枠 | GXⅢ類型 メーカー強化枠 | |
補助率(更新) | 1/3 | 1/2 | 1/3 |
補助金上限額 | 1億円 | 3億円 | 3億円 |
トップ性能枠で設備を更新する場合、補助率は1/3から1/2へ約1.5倍に向上。さらに補助金の上限額も1億円から3億円へ3倍に拡大されました。
大型のユーティリティ設備(空調・熱源・コンプレッサー等)の更新を検討している事業者にとっては、これ以上のタイミングはないと言えます。
② 新設案件:実質的に使える国庫補助金はこれだけ
今回のポイントのひとつが、新設案件への対応です。
従来の省エネ補助金は「既存設備からの更新」が大前提であり、新規工場の建設やライン増設といった新設案件には活用できませんでした。ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)補助金は新築対応ですが、取得要件が厳しく現実的な選択肢とは言えません。
つまり、ユーティリティ設備の新設に活用できる手軽な国庫補助金は、現実的にはこの事業がほぼ唯一の選択肢です。
トップ性能枠における新設の補助率は1/5と更新より低めですが、数千万〜数億円規模の設備投資であれば補助額は相当な規模になります。今まで「新設だから補助金は無理」と諦めていた案件も、ぜひ検討してみてください。
事業概要
項目 | 内容 |
事業名 | 令和7年度補正 省エネルギー投資促進支援事業(Ⅲ)GX設備単位型 |
執行団体 | 一般社団法人 環境共創イニシアチブ(SII) |
公募時期 | 未定(例年3月末頃開始の見込み) |
補助率 | 新設:1/5、更新:1/2(トップ性能枠) |
補助上限額 | 3億円 |
詳細・公募情報 |
■補助対象設備
従来の支援水準を大きく超える省エネ設備、または企業の成長にコミットしたメーカーが提供する省エネ設備
■申請要件
工場、事業場において対象省エネ設備を導入する事業であること。
設備の更新または新設であること(詳細要件は公募要領にて確認要)
■まとめ
更新案件なら補助率1/2・上限3億円、新設案件なら実質唯一の国庫補助金。この2点だけでも、今回のGXⅢ類型が従来とは次元の違う事業であることがわかります。
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